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「炎の大聖堂」

「炎の大聖堂」

3年程前に世界遺産のノートルダム大聖堂が、火事になった事が報道されました。

テレビ等の映像では、木造の大部分を占める屋根が焼け、尖塔が崩壊する場面等がニュースで流されました。

800年近い歴史と世界一の見学者を誇る施設で生涯一度は、フランスバリを含めて訪れてみたい場所の候補だと考えている方もいらしゃると思います。

少し前になりますが、この火事について取り扱った映画「ノートルダム炎の大聖堂」を見てきました。

電気系統の故障、たばこの不始末など詳しい出火原因は不明との結論になっていました。

映画自体は、SNSで呼びかけ集めた当時の動画や写真を使った実際の火災の場面などが多く使われとても迫力のある面白い内容でした。

又、広がる炎、流れる水や消防士の危機迫る演技など現実味のある映像で、まるで自分が火災現場に取り残され遭遇しているような臨場感がありました。

「消防士の使命は、命を救う事で石を救う事ではない」との隊員たちの冷静な言葉も印象に残りました。

 

題名に惹かれて見た映画でしたが、110分はとても有意義な時間となりました。