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青空が眩しいころとなりました
ようやく梅雨も明け、青空が眩しいころとなりました。
毎年、このころになると、年甲斐もなく浮かれた気分になります。
夏休みもなく、ましてや真夏の出来事なんてとても期待できないのに。
子供のころ、夏休みは、家(枕崎市)が海沿いの街だったので、
一日中、泳いだり魚釣りをしたりと、真っ黒になって遊んでいました。
そして時より、汽笛を鳴らし小波を立てながら入港してくるカツオ船を
見るのが好きでした。
かつては、港はカツオ船で賑わっていました。
今でも枕崎は、カツオの水揚げ量は焼津につづいて第2位だそうです。
だいぶ昔の話ですが、夏といえば、チリン・チリンと鐘を鳴らしながら
自転車で売りさばいていたアイスキャンディー屋さんを思い出します。
確か1本が10円だったと思います。
まだ、各家庭に冷蔵庫がそんなに普及していない頃です。
冷たくて、美味しかったこと。今でも、鐘の音を聞くとアイスキャンディー屋さんが
来た?と思わず、あたりを見渡します。
今や、「夕涼み」なんて言葉も、死語になりつつありますが、子供のころは、夕食後、
近所の人たちと、うちわ片手に「夕涼み」を楽しみました。星空の中、みんなと一緒に
食べるスイカは、そこまで冷えてなくても、甘くなくても、十分に満足でした。
今年の夏は、日差しをすだれで遮り、軒下に風鈴を下げ、スイカを井戸水でひやしていた、
あのころのような日本の夏を過ごしてみたいと思っています。
但し、熱中症には留意しながら。